海洋/アウトドアに置いて通信距離が意味するコトとは
救難ビーコンを生産する企業にとって、救命率の向上は大きな目標の一つです。アウトドアで活動する人、海洋で活動する多くに人たちに使ってもらいたい、普及させる事がとても重要なのです。普及と共に救命率は上がっていくと思います。
実はシリアスな冒険向けの位置情報を送信するビーコン的な製品は既にあります。日本でも使用出来るいわゆる「衛星携帯電話」とその派生製品です。これらは通信衛星を利用するため通信エリアが地球規模で性能的にはほぼ文句がない製品となっています。
ただ、大がかりな通信システムを利用するため、年間通信費用が機体価格より高くなるなど日常的に利用するには向きません。冒険家向きの製品と言えるでしょう。「チョット釣りに行ってくるから衛星携帯持ってくね」とはなかなか行かないですよね。
でも、「チョット釣り」時の事故のほうが冒険家の事故より圧倒的に多いのです。釣り人が冒険家より多いから当然なのですが。
月ワンコイン程度の通信費用で気軽に使えるビーコン製品。普段使い出来るアウトドアビーコンを生み出すことを目標として弊社は進んできました。
安く提供するには通信方法を今までとは全く違う概念のものを採用するしか方法がありません。衛星をつかわずに広いアウトドア/海洋エリアを確保するには長距離が必要です。長距離飛ばすには出力が・・・・
見通し100km超の通信距離を低出力で実現した通信方式、この最新技術があってこそのSEAKER-L3です。