アウトドアにおけるビーコンを含む無線通信製品に求められる最も重要な性能が
長距離通信 長時間動作 小型軽量
の3つです。使用シーンから見れば当たり前の要求ですが、技術的にはいわゆる「三すくみ」と言われる関係にあります。一方を立てれば他が犠牲になる関係です。
無線機の場合は、長距離通信をする為には出力を大きくすれば良い。→ そうすると、電力消費が多くなる→大きなバッテリーを積めばいい→機体が大きく重くなる。結果、重すぎて使って貰えない。
という相関関係で表せられます。街中での無線機であれば、距離を犠牲にした設計に出来ます。街中に受信アンテナをたくさん立てれば解決出来るからです。(携帯電話網の考え方に近いです)ところが、アウトドアで使う無線機となるとそうはいきません、誰も利用者の居ない場所に受信局を立てることは経済的に無理があるからです。そもそも海上にはアンテナを立てる現実的な方法が有りません。
じゃあ、どうするか?
今までは仕方なく通信時間を削っていました。それでも24時間ほどは動作しますので遭難してから通報する緊急用としては使いでがあったのです→呼出機能と遭難抑制
でもSEAKER-L3は違います。小さな出力で長距離通信が可能なので「三すくみ」のロジックから逃れられます。
SEAKER-L3は 小さな電池で長距離通信が長時間出来るので小さな筐体の製品となっています!