重要:SEAKER_L3は救難の連絡を家族等の身内に通知する事にしています。
救助組織に救助要請をする前にご家族で「この通報は誤報でないか」もう一度確認してください。
今まで販売されてきたビーコン製品の救難信号や海難通報電話番号118への通報の97%が誤報でした。これは都市部の救急通報電話でもその殆どが誤報であることからも数値的には驚く物では無いのかもしれません。
ですが、都市部と違い海洋やアウトドアにおける救急活動は救急組織に多大な負担を強いることが問題を深刻にしています。
1. 海洋/アウトドアでは要救助者に接触するまでに掛かる時間、機材、燃料が大幅に大きい
アウトドアには道路等のインフラが少ない/無い状態なので、要救助者へ接触するには大きなコストが掛かります。ヘリコプターなどの航空機や、荒天の海洋なら大型船を出動させなければいけないこともあるでしょう。距離が遠ければそれだけ燃料も掛かりますし、安全のため単独ではなく複数で向かう必要も出てきます。誤報による負担が都市部の比ではなく重く掛かりますので誤報による無駄な消耗を出来るだけ減らしたい物です。
2. 誤報で出動した直後、真正の救難が発生したときのロスは命に関わります。
「既に出動して居る状況」で 誤報に気が付いても基地からの距離や燃料の関係ですぐに「真正の救助」に切換対応出来ないこともあります、それが致命的ロスになるかもしれません。誤報の確定は早ければ早いほうが良いのです。
3. 誤報の確定は家族に連絡が取れるかどうかが決め手
救急は誤報の可能性を排除するために家族に連絡をします。さらに港や漁協、山岳協会などへの問い合わせなど情報を広く収集しますが誤報であることが確定しない限り緊急活動を行います。アウトドアでは本人が携帯電話を使って救急要請することが難しいシーンが多いため家族に連絡が取れるかどうかが救急のリソースを無駄使いしないかどうかの分かれ道になる事が多いのです。
→他の救難通報システムとの違い
→Q&A:スマホで助けを呼んでみよう
4. 何より、近くに居る仲間や家族、通りがかりの人が救助する方が迅速であること。
救助隊が遠方から行くより圧倒的に速いため近くにいる身内が助けるのが1番ですね