ある日、あなたの身近で遭難が発生したとします、
「もしも」目の前に要救助者がいたら?
「もしも」近くに助けを求めている人がいることを知ってしまったら?
はたして我々には何が出来るでしょうか?
我々には救助の能力は無い、そんなことをしては危険も多い。でも、素人でも役に立てることはあるかもしれない。
例えば・・・
プロでも身体は1人に1つしか有りません。広い面積を少ないプロが探すより素人でもたくさんいれば発見の役に立てるはずです。TRACKERアプリはSEAKER_L3の位置を表示するソフトとして開発しました、ですからSEAKER_L3を持っていない人の位置を表示する事は出来ません。
ですが、
探す人たちが全員SEAKER_L3を持っていればその位置情報を一元的に表示する事で 捜索の網に重複の無駄がでたり、未調査の穴を防ぐ機能を提供出来るのではないか?
と考え、プロの意見を聞いてみることにしました。
日本には海難救助隊員の学校が有ります。広島地方のとある施設には、あらゆる救助のプロ達が厳しい海洋での救助訓練を受けるために集まります。
消防、海上保安庁、警察、海上自衛隊、陸上自衛隊、航空自衛隊。。。訓練を受けている風景は制服の色が異なるためカラフルな一団が汗を流す一見不思議な光景ですが、その実日本の救助隊でも1番の精鋭達が集まっているのです。
ここで潜水医療から大深度潜水下での救助。波浪暴風下環境再現プールでの訓練、視程0㎝での潜水、等々。これらの訓練のカリキュラムを作成した元教官に協力戴く事が出来ました。
TRACKERアプリの捜索支援機能はプロの流儀と経験の一部、エッセンスを継承しています。