はいその通りです。SEAKER_L3の通信距離は見通し100km以上有りますが、受信する側であるTRACKERアプリはスマートフォンで動いています。このスマートフォンの携帯網サービスエリアは海で岸から10km程度となっていて。山岳エリアでも携帯圏外で使えないエリアがあります。
スマホで受信することから、携帯網の外でSEAKER_L3が使えないじゃないか?と言う疑問を戴く事があります。ですが、それはカバー出来る問題と判断しています。そしてスマートフォンだからこそ得られる物が多い事も事実です。
詳しくはこちら →SEAKERシステムがインターネットベースである理由
受信側がアウトドアに弱いネットワークサービスを利用しなければならないのは遭難者本人は心細いでしょう。ですが、1度インターネットのサーバーへ情報が上がっていますので、ご家族や救助側からは見えている(受信出来ている)のです。
確かに救助に向かいSEAKER_L3に近づいていくと携帯圏外になってしまい、救助の前線に居る人には最新のSEAKER_L3位置情報が更新されなくなる事もあるでしょう。でも、スマートフォンの画面には海図/地図がダウンロードされていて自分のリアルタイム位置はいつでも解ります。そして、SEAKER_L3の最終位置も表示され続けます(最新ではないですが要救助者が高速で移動することも考えにくいでしょう)実際の救助にはさほど困らないはずです。
そして、地図がでれば「暗礁」や「崖」などの危険を回避しながら要救助者に近づけます。2次遭難を避けることが最も重要です(遭難者のためにも!)