SEAKER_L3がSOSモードに入ったときの機能と手順
(送られたSOSはどう通知されるのか?)
1. SOSモードの起動
CALLスイッチを9回連打する事によりSEAKER_L3はSOSモードへ入ります。SEAKER_L3は自位置に加え救難通知を送出し始めます。(9回以上であれば起動します。起動したかどうかはLEDのSOS点滅で確認出来ます)
2. サーバー処理
SOSモードのSEAKER_L3からの通報を受けてSOS処理モードへ入り以下の動作を行う。
2.1. 指定宛先にメール送出
事前に登録されたメールアドレス向けに 救難メールを送信する。
- 位置情報
- 時間情報
- 個人名
- 事前登録されたメディカル情報
- SEAKER_L3で受信である説明とシステムの解説
- SEAKER-サーバーへのアクセスリンク
等を含む
2.2. 近隣に居るTRACKERアプリに救難を要請
SOSモードのSEAKER_L3からの位置情報に基づき、近くに居るTRACKERアプリに対し救難要請を行う。
近くに居る全てのTRACKERアプリが対象となり、要救助者の関係者かどうかは考慮されない(受信拒否設定も可能)
該当のTRACKERアプリの画面にはダイアログが表示され、方角、距離、位置情報を提示する。
(救難要請を送った先のTRACKERアプリ及びその個人情報は一切非公開です)
(家族、仲間等、SOSモードのSEAKER_L3の関係者にも同様の要請ダイアログが表示されます)
救助要請を受託するTRACKERアプリ使用者が1人も無い場合は要請する距離を遠くに設定、数分後に更に要請を行います。(範囲/時間の設定は非公開です)
3. TRACKERアプリによる、目標地点への案内
救助要請を受託したTRACKERアプリは要救助者(SOSモードのSEAKER_L3)への方角と距離をマップ上に表示案内を開始します。マップ上には危険エリア(暗礁/崖など)が表示されますので、迂回路を取ることも簡単です。
→SEAKER_L3を探す
→アウトドアレジャーのゲスト見守り
→マップ内蔵が重要と考えるわけ
4. メール内に記述されたリンクによる操作
家族、関係者に送られた救難メールにはURLのリンクが有り、以下の操作を行えます
- 救難の受信確認(確認が行われない場合QUADRA PLANNINGによる手動救難通報が行われます(有償予定))
- 救難の終了操作(救助完了等、SOSモードの解除操作が行えます)
→始めて使うTRACKERアプリと救難
→SOSの通知と誤報の関係
→呼出機能と遭難抑制
→Q&A:携帯の圏外で受信出来ない?